トレーニングを終えてトレーナー室でミーティングしようとしたところ、布団を片付け損ねており、テイオーにトレーナー室で寝泊まりしてるのがバレた。 睡眠時間はちゃんと取ったから疲れてないよと言ったが、そういう問題ではないとさらに怒られた。 「んもー!仕事抱えすぎだって言ってるんだよ!寝たからって疲れが全快するのはゲームだけだってトレーナーがいつも言ってるんじゃん!」 「ごめん……。」 「あ、そうだ!じゃあさー、今日はボクがマッサージしてあげるよ!疲れ取ってあげる!ほら布団もあるし寝た寝た!」 一応、今日のトレーニングは終わっている。ミーティングの時間は遅れるが……。 ここで断るとさらに怒られるだけのような気もするので大人しく布団にうつ伏せになる。 「んじゃ失礼しまーす。」 「……!」 尻のあたりにおもすぎない、柔らかい感触を感じる。多分、膝立ちで体重をかけすぎないようにしている。それはいい。 しかし、尻の割れ目を指で触っているのはどういうわけか。髪の毛もかかっていて変な感触だ。 うん?指にしては太いか?あとテイオーは髪の毛がこんなに長くないはず。なにか変だ。 「いくよー。」 腰に両手が置かれる。だが尻の指はそのままだ。一瞬混乱した後、答えがわかった。 しっぽか! 意外とずっしりしてるんだなと思ったのも束の間。 テイオーがマッサージを始めた。 ウマ娘の膂力のせいか力強い。しかし指の根元で指圧しているためちょうどいい圧だ。 気持ちいいが、問題はしっぽの方だった。 テイオーが指圧をするために体重を前にかける度にしっぽが上下する。 つまりしっぽが位置している尻に擦れるわけで妙な感触が……。 「どう?気持ちいい?」 「んっああっ、気持ち、いいよっ、」 話している間は指圧を止めてほしい。 途中で言葉が途切れてエロ漫画のような返事に…… まずい。しょうもない事で下方面のことを意識し始めてしまった。 「ぐいーっと。」 「んっ……。」 強く押すために脇腹を持たれて少しくすぐったく、体が震える。 「んー?トレーナーくすぐったがり?うりうり。」 「ちょっ、やめて、ははは!」 くすぐられてとっさに手をつかむがウマ娘の力にはかなわず止められない。 10秒ほどなすがままにくすぐられる。 「ごめんごめん、疲れさせちゃだめだよね。マッサージ続けるねー。」 非常にまずい。 今はうつ伏せだから体勢的にばれないが、このままでは身動きが取れない状態に陥った。 尻の割れ目を尻尾がくすぐり続けるせいで萎えそうもない。 動きやすいトレーニング用の薄いズボンをはいているのが災いした。 善意でマッサージをしてくれているのにこんな状態になっていることを知られたら信頼関係にひびが入ってしまう。 どうする……。 !そうだ! 「よーしこれで終わり!どうだったトレーナー?」 「……」 「あれ?トレーナー?ねちゃった?」 よし……このままやり過ごそう…… 「……ふーん。」 !?寄りかかってきた!?何を…… 「ごまかせると思ったの……?」 「!?」 「知ってる?寝てる人ってつばが全然でないの。だからのどのなる回数が全然違うんだよ。」 耳元でささやかれる。 思わずつばを飲み込むのをやめる。 「あれ〜。全然飲み込む音がしないなあ。やっぱり寝ちゃったのかな?」 「寝ちゃったのかあ。そっかあ。じゃあ……」 !仰向けにひっくり返された…… 「ふふ。これはどういうこと……?」 すり、とテイオーの手が股間をなでる。 ばれた。でもそれどころではない。今のこの状況はまずい……! 「ぞわっ、ってしたね。息も乱れてるよ?」 「っ!て、テイむぐっ!!」 顔を両手でつかまれて唇を彼女の唇でふさがれる。溜まっていたつばをじゅるじゅると吸われてしまう。 それがすむと歯茎をチロチロとなめられてしまう。 その間、尻尾が股間をくすぐる。ぞわぞわがとまらない。 「ぷは……ご馳走様……。」 「……」 ペロリ、と舌を見せるテイオー。 「ありゃりゃ、ぐったりしちゃってさ。まあ今日はこのくらいにしておいてあげるけど……」 「今度からちゃんと家で寝ること。いい……?」