なんとも女々しい事だ。子供じみている
セイウンスカイが聞いたら笑うだろうか？それだけでいいの？と煽ってくるだろうか
けれど、私にとっては
菊花賞よりもはるかに険しくハードなコースなのは間違い無い
「キング。キング？聞いてる？」
「えっ？ああそうね勿論だけど何？」
「ああうん大丈夫だろうけど手前のショーウィンド見てみて。商品じゃなくて、ガラスの方」
言われて目をやれば店舗のガラスに反射して物陰に潜む記者の姿があった
「…別に堂々とインタビュー位すればいいのに。この私が逃げて隠れるとでも思ったのかしら？」
「まあそれもそうだけど、折角の休みだから俺としてはゆっくりして欲しいんだけど」
「気が利くじゃない。で、どうするの？」
「俺が先導するから走ろう」

そう言うと彼が私の手を握りしめ、そして駆けだす
一瞬の事で集中力は発動しなかったけどこれ位のトラブルには慣れている
後ろの方で慌てた記者が駆けだす気配がしたけれどもう後の祭り
スプリンターとそのトレーナーの健脚に追いつける訳も無かった

「…ふぅ。まあこの辺りまでくればいいだろう
「トレーナー」
「あ、ごめんごめん。握りっぱなしだったな…つい夢中でさ」
「そのままでいいわよ」
「え？」
「聞こえなかったかしら。そのままでいい、と私はいったの。エスコートするなら最後まで責任をもって頂戴」
「手汗とか…」
「かいてないでしょう？」
むしろかいているのは私の方かもしれないけれど

「それよりもこの分じゃ買い物は無理ね。もっとのんびりくつろぎたいわ」
「そうだな…キングはどこか行きたい場所とかないのか？」
「貴方のおうちとかどうかしら」
「いやいや楽しいもんじゃないぞ」
「あら。ひょっとして散らかってるとか？情けないわね」
「几帳面な方だよ！」
ちょっとムキになってる。可愛いとこあるのね
やがて少し悩んでいたトレーナーだったけれど
お茶位しか出ないからな、と渋々トレーナー寮の方へと歩き出した
「もう一ついいかしら？」
「うん？どうせだから何か買ってからいくか？」
「誰かから逃げてる訳じゃないのだから、握り方に一工夫入れるべきじゃない？」
一流らしく、ね

結局
結局だ。彼を見上げながらせがむ姿は子供のように映ったかもしれない
だが彼は苦笑しながらも一度手を放し、今度は互いの指を絡ませる様に握り締めてくれた
「…上出来ね」
それは果たして、どちらに対してのつぶやきだったのか…
自分でも答えが出ないまま私は彼の家へと上がりこんだ

一流の怪文書で脳が浄化される

一流のウマ娘と一流のトレーナーは甘酸っぱさも一流である

外泊許可取ってやがる…

キングはしっとりしてるようでカラッとしてるのが似合うな…

んー好き

一流の怪文書はいい…これでいい夢を見られそうだ

一流の怪文書は一流の睡眠を保証する

一流の怪文書は脳内を一流にしてくれる効果が発表されている

一流のトレーナーは山道でウマ娘について行く健脚だから説得力がある

一流は見る者の心を穏やかにしてくれる

黄金世代で一番早く赤ちゃんできるのキングだと思う
この子恋人になったが最後めっちゃ甘えるタイプだし
現状も大分トレーナーに甘えてはいるんだが…

> 「私の手を握る権利をあげる！」
>…無粋に過ぎる。なによりもそんな台無しな言葉を紡ぎたくない
ここでちゃんと飲み込めるのがキングのキングたる所以よ

>黄金世代で一番早く赤ちゃんできるのキングだと思う
母ちゃんが孫には駄々甘で苦笑いするキング

これは一流
やはりキングはいい

キングはある意味とても素直な子だから湿度は上がらず砂糖が増える

>ここでちゃんと飲み込めるのがキングのキングたる所以よ
行為中の話かと思った

キャラスト見るに夏合宿で完全に落ちたと私は思います

一流の怪文書は癒しになる

一流の怪文書は大腸炎に効くからもっとやれ

ガンに効きそうな一流の恋路

一流の怪文書は脳を浄化し眠気を覚ます

>キャラスト見るに夏合宿で完全に落ちたと私は思います
７話のグラウンドでのｷｭｰﾝ…具合すごいぞ

キングとトレーナーはお似合い感凄いよね…

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（惚れたな）

私が満足するまで（生涯）

身振り手振りで
えっ！？あ…そうだっけ！？あーやっちゃったわ…どうしましょう…って言っちゃってるのいいよね

>私が満足するまで（生涯）
帰したりしないんだからね(墓までいっしょ)

手を相手から握ってもらうためにモヤモヤしてるのにあっさりトレーナーの私室に…？

これは一流のデート

キングは一流なので流れさえ掴めればトントン拍子で関係を深めることができる

キングのトレーナーはやたらイケメンだよね