「ボクの国民も着々と増えてきている。ここは一つちゃんとした式を挙げて僕と君の二つの太陽の存在を改めて知らしめ、安心させるべきだと思うんだよ！」

おにぎりが宙を舞って床にべちゃりと崩れた。実に勿体ない。それはもしかして結婚式かと当たり前のことを聞いてくるトレーナー君にもちろんだと頷く。
しかしただの結婚式ではない、新郎ボク、新婦ボク、新郎側の父親ボク、神父ボク、ベルボーイボク、ベルガールボク、キャストオール僕の世紀末覇王的結婚式だと伝えると、彼はあまりの感動に涙が出そうになるのをこらえたのだろう、目頭を押さえて唸り始めた。こんなトレーナー君も久しぶりに見る、確か一年目はボクから放たれる美しさ、力強さ、輝きに耐え切れずよくこんな状態を見せた。
つまり、今のボクはボクの最も近い場所、つまり隣にいるトレーナー君でさえ耐えきれないほどに輝いていることなのだ。覇王は未だ成長す。自分の事ながら素晴らしい、コングラチュレーション、ボク、コングラチュレーション。

「え？ じゃあ一体誰と結婚するのかって？ しまった、そうだったね！ ボクは君と結婚するんだから、もちろん新郎役は君ではないと！ はーっはっはっは！ では式場選びに行くとしよう！ もちろん式は世紀末覇王に相応しく光り輝く王城で、当然全国民を呼ぶ！カメラは全国でライブ中継として隅々まで設置して……」

太陽にも届かんばかりの笑い声を響かせながら歩いていこうとすると、ふとトレーナ君の手が僕の手を掴んだ。必死に引き留めているところを見るに、なるほどボクはまた早とちりをしてしまったらしい。彼にも家族がいるのだからその分の席を確保してほしいのだろう。
だがそんなことに気づかないボクではない、ちゃんとお父上母上の文も席を取ってあるというと必死に首を振る。なんと親戚全員も呼びたいというのだろうか、さすが僕のトレーナーである、もちろん許可することにする。
そんなトレーナー君からふと「結婚式がどういうことをするのか知っているのか、劇ではないんだぞ」という言葉が出てくる。これにはボクも動きを止めて振り向かざるを得ない。

「もちろん知っているとも！ 僕も世紀末覇王、王の中の王たるまえに女の子だからね。結婚式とはどんな女の子でも人生の中で最も主役となる劇そのものだ、ボクはいつも主役だからキミは気づかないかもしれないが。愛し合う者が行うことだと？ それは当たり前だろ！ キミがボクを愛していることも知っているとも！ もちろん……き、キミもボクがどう思っているか、し、知っている……だろう、そうだろう！」

彼がボクを掴むその手も、握られたボクの手もどちらともあの時の指輪が薬指に収まっている。結局のところそれが答えなのだ。そう伝えると、トレーナー君は頬を赤くしてついに観念したのか手を放した。
「本気か」と彼が隣を歩きながら言う。「本気さ」とボクが答える。いつも通りだ。
ボクの輝きに匹敵するかもしれないほど太陽が眩しく感じられた。その温かな光を逆に美しさで包みながらボクは思った。
言ってみるものだな。

どれだけ怪文書増えるんだ…

増えてええよ

この時間妙に怪文書多いな！

>この時間妙に怪文書多いな！
春ですからね
まだまだ発情期は続きますよ

>>この時間妙に怪文書多いな！
>春ですからね
>まだまだ発情期は続きますよ
私の性癖にはあってますよ

てっきり和田マかと焦りました！

こいつそんな素振り全く見せないくせに旅館で二人きりになると自分がどう思われてるか気になるムーブするのズルい…

随分カラッとした怪文書だな…
私の性癖には合っていますよ

怪文書を書くのは頭にいいぞ
お前も怪文書を書かないか？

>こいつそんな素振り全く見せないくせに旅館で二人きりになると自分がどう思われてるか気になるムーブするのズルい…
いいよね…

>>こいつそんな素振り全く見せないくせに旅館で二人きりになると自分がどう思われてるか気になるムーブするのズルい…
>いいよね…
最後の最後にこのやろう…

オージは太陽並みに輝いているからな…

もうそろそろ全員制覇するのではないかというぐらいの勢いだな…

怪文書作成は国語力を高めるので義務教育にすべき

言ってみるものだなじゃないよ！真プロポーズをアドリブでやりやがった…！

でも愛してるとか言われたら顔から煙だしそうなくらい直球に弱いオペラオーいいよね…

オージの怪文書は体に良い

>言ってみるものだなじゃないよ！真プロポーズをアドリブでやりやがった…！
演劇の合間に人生やってるやつは違うな

>こいつそんな素振り全く見せないくせに旅館で二人きりになると自分がどう思われてるか気になるムーブするのズルい…
あのイチャイチャ感すごい好き…

最後の最後だけ演劇じゃなくなるのいいね…

なんだい今日はやけにウマ娘怪文書を見かけるが…

>なんだい今日はやけにウマ娘怪文書を見かけるが…
一見さんは寄っていった方がいいぜ！ これから温かくになる駆けて怪文書が増えるんだからよ！

でもオージにここまでさせたトレーナーさんも悪いと思いますよ

オージはなんというか…どうやったら湿っぽくなるんだろうね…

>オージはなんというか…どうやったら湿っぽくなるんだろうね…
太陽が湿気るわけがないだろう！

さすがにうまぴょいしてる際は年相応になるんじゃねえかな
見たまえボクの美しい性器を！とか言い出しはしないだろ多分…

>さすがにうまぴょいしてる際は年相応になるんじゃねえかな
>見たまえボクの美しい性器を！とか言い出しはしないだろ多分…
オージなら言いかねない…

そんなこと言われたらさすがに萎えてしまう…

まぁ温泉イベントを見ると顔を真っ赤にしながらシーツで体を隠すような感じになるだろう…

むしろオペラバフなくなったらよわよわだろう

世紀末覇王として自分を定義できないときはよわよわになりそう

難易度高そうなウマの怪文書が増えてきたな…

>難易度高そうなウマの怪文書が増えてきたな…
ゴルシオージマルゼンスキーは難しそう

>言ってみるものだな。
コレ一番ずるい

トレーナーにお姫様にされるんやろ…！

他のウマ娘より微妙に先んじてトレーナーをゲットしそう

>トレーナーはお姫様にされるんやろ…！

(来賓として参列させられる騎士団長と隣国の城主)

むう性器末覇王…