ある日突然よその銀河系からブラックホールゲートを越えてやってきた おぞましい侵略者<STROGG(ストログ)> 。 彼等はコロニーを襲撃し多くの人類を彼等の本拠地である惑星ストロゴスに拉致していった。 拉致された人間の中から戦闘能力のある者とそうでない物をえり分け 戦闘能力のある物は肉体改造と脳改造を施しSTROGG兵士に仕立て上げ 戦闘能力を持たない物はランク分けされた上で それぞれの役目の為に、人間から<物>に改造された。 STROGGとの戦争が本格化し GDF(Global.Defence.Force)の一員となった少年は敵の施設内で かつてあこがれていた心優しい先輩と再会した。 STROGGに拉致された彼女は 今はただの液体濾過装置として器具で口をこじ開けられ そこに絶え間なく汚物と廃液を流さていた。 大脳は廃棄処分、小脳だけが残され 排泄行為を続けるだけの<濾過装置>と化していた…。 両者とも再会には永遠に気が付く事は無いだろう。 もはや彼女は基地に組み込まれたただの<濾過装置>なのだから。