その山は深く奥地に立ち入ることは禁じられていた 代々の知識から亜人達の領域っであるとは伝えられているものの 実際に見たこともない亜人への畏れがあり 人々は人間の領域から出ようとはしなかった とはいえ例外もある 何分山の中、長い歴史の中で遭難したという者もいはしたし 探検と称して奥地に向かったり 過信ないし危機への実感が薄い人間が山の中に消え戻ってこない そういった場合の多くは あくまでも人がここまでと決めた範囲でのみ 亜人を刺激せぬように少人数で探索を行い この先に行方不明の人間がいる気配を感じたとしても むしろそれを諦めるための理由として 神隠しにあった と失われたものをそれ以上探すことをしないのであった まさか自分がそうなるとは思ってもみなかった 彼らに捕らわれ山のより深い場所に連れ込まれ もはや逃げることも助けを待つことも望めない 例え逃げたとして彼らと異なる亜人達に捕まった時に 自分は今よりもまっしな扱いを受けるかどうか…それすらも怪しいのだ 彼ら 二足歩行の爬虫類、あるいは両生類といった外観の亜人が目の前にいる 「子を産む」 という非常識な条件になりふり構わず飛びつき少女は命を拾った 本来ならば彼らの腹に入る肉として調理される寸前だったのだ 無理かどうかではなくやらねばならぬ 異種族同士で子を成せるのか 子供はどうやって生まれてくるのか 解らないことばかりだが、まずは子作りのための行為をせねばならない 調理のために服を剥かれたままの少女 元より衣服といった文化を持ち合わせぬ亜人 事に及ぶための前段階をいくつか省略できた形であり 洞穴のひとつに一対一の形で連れ込まれあとは互いに繋がるだけ なのに体が動かない 洞窟の冷たい地面に尻をついたまま震えるだけ 約束を反故にすれば彼らは少女を価値なしと決め それなりの処分によって彼女の人生は終わってしまう 解っているのに体は動かない 異形の集団に捕らわれ 食われるものとして囲まれ その恐ろしさに泣き叫んだ嗚咽が今も止まらず 人ではないものと肌を重ねる事実に身がすくむ そんな少女の態度に焦れたのかオスの亜人が手を伸ばす 「ひっ!?」 と悲鳴をあげて彼女は己の頭を庇う 「あ…ぁぁ…あっ…ごめっ…ごめんなさ、い…っ!」 自分がへまをすると村の大人は少女を怒鳴り時に殴った その記憶が自然と彼女にその動作をとらせる より大人の怒りを刺激すると解っていながらも止めることのできなかった 少女に染みついた習慣だった 「ドウシタ…喉が渇いていルのではないのか?」 「…えっ?」 いつもなら来るはずの痛みがない それどころか罵声もなく代わりにあるのは相手を気遣う類の声色であり 何故と不思議な気持ちで少女は恐る恐る目を開いた 目の前にあるのは水筒だった 「そんなに目から水を流しては喉が渇くのではナいのカ…?」 違う?…違うのカ?と亜人はどうやら困惑しているようだった 困ったのは少女も同じだ どうすればいいのだろうと動くことができない 「…子作りは体力を使ウ。とりあえずコトのマエに飲むといい」 毒は入っていないと言われ、たが受け取らなかった理由はそうではなく… しかし、少女は今度こそすんなりと水筒を受け取った 栓を抜き、水を口の中に含む ひんやりとした感触が喉を濡らし、そこからは早かった ごくごくと一気に中身を飲みほし、あまりにも急いで飲んだため少しむせた よくよく考えれば火あぶりにされかれ火に当てられた身だ。体は水分を欲する もう一本の水筒が差し出されると断る理由もなく、少女はまた水を飲む 「落ち着いたカ」 水で頭も冷えた 二本目を半分ほどまで空けた時点で少女は己の態度を恥じた 受け取るときに礼も言わず、二度目はひったくるようにして水筒を手にした 「…は、はぃ」 ありがとうございます、と返すつもりがでてきた言葉は反射的な返事でしかない 異形の外観や最初に自分を食料にしようとしたことを除けば 彼らは村の乱暴な連中に比べてずっと友好的だ こちらの言い分を聞いてくれた上で落としどころを作ってくれた なら、自分のできることをすべきではないか 時間をかけて亜人と少女の交流を書いてる暇がないので 恐怖と居場所のない女の子がストックホルム症候群 みたいな状況になりつつある感じで話を進めていこうかと思います 「そ、それじゃあ…そこに腰を下ろして、股を開いて…ください」 「こう、カ?」 少女に向き合うようにして亜人が座る みえた 衣服を身に着けず腰を布で覆っていない亜人の股間中心部に 人間と同じようにそれは鎮座していた 女の中に侵入し子を成すための生殖器官…ペニスだ 「ぅ…わ…」 年頃の娘である少女は既に性交渉を経験しており 数える程度ではあるが同年代の異性のものであれば見知っていたが (これ…これが…私の中に入るの…?) その知識と照らし合わせてもこの異種族の男性器は異様である 長く先の尖った二又の陰茎 どちらを挿入すればいいのか両方を挿入すべきなのか もう勃起しているのかまだなのか やはり解らないことばかりだが、少女はやると決めたのだ 「や…やります」 「うム…では………なっ、何を?!」 オスの亜人は混乱し仰け反った ぢゅっ…という音 性行為を始めるはずの相手がこちらの股間に顔を埋め 挿入が行えないまま何事かと不思議がった瞬間にペニスに刺激がある それは肉の感触であるが膣とは違う 「ぉぉ…これハ…一体…!?」 ぢゅ…ぢゅっ… 亀頭や陰茎を全て包み込むわけではなく、焦点を絞った吸い付き その正体が少女の口や舌を使ったものだと気付いたのは 当の本人がオスの混乱を不思議がり、行為を中断し相手を見上げたからだ 「なに…って、セックスするんです、よ…ね…?」 「セッ…?子作り、とイウ意味カ?」 「そう…です。私、普通の男の人とするのは初めてだから…よくわからなくて」 「ソウ…カ、では…」 「だから最初はよく濡らした方がいいかふぁって…はむ…ふっ…んんっ」 ぢゅるるっ…ぢるるるる…ちゅっ ハーモニカか横笛を咥えるようにして口に添えられた亜人の肉棒 口唇が挟んだ二又の肉槍の間を、少女の舌が前後し時に片方をくるりと包み込む 唾液をたっぷりとまぶした舌と唇は、汚れを全て舐めとらんとするよに 時に慌ただしく時にじっくりと、奉仕すべき相手の隅から隅までしゃぶりつくす 口淫の内容に幅があるのは少女の性知識が乏しいためだ 村の少年にせがまれ、こういうやり方がある とは知っており実践もしたことはあるが 排尿にも使う男性器を口に含むという行為に忌避感があり 二度三度試した時点で続けることも練習することも拒否した 大人になれば気持ちも変わって、またすることになるかもしれぬ 等と思ってはいたが、こんなに早く再開するとは少女は考えてもいなかった 拙い技術しかないがゆえに、少女はどうすればいいのか手探りだ 亀頭の先から口にぱくっと含む…というのはまだ躊躇してしまう 亜人のペニスの先端が尖っているからちょっと怖いというのもある それよりもフェラチオに慣れていないことが及び腰の原因であったが ぢゅぢゅっ…ぢゅるっ…ちゅっ…ちゅっ…ぢゅるる…っ! ならばその分だけ埋め合わせをしようと少女は口を小さくすぼめ 相手をより気持ちよくしようと必死に雄槍をしゃぶるのだった 「おっ…オオっ…いけナい…!これっ…これは駄目だ…やめなさ…い…っ!!」 自分の奉仕ではまだ駄目なのか? そう勘違いした少女がより一層強く吸ったことがトドメとなり 亜人の静止もむなしくペニスはその先から白濁液を盛大に溢れ、勢いよく床に飛び散った 「あ…でちゃっ…た…?」 「デ…デタ…子種が…でてしまった…」 オスががっくりと肩を落とすのを少女はみた 射精の疲労感からではない 「おお…子を成すための貴重な…私はなんというコトを…」 精の無駄撃ちに亜人は悲しんでいる 「あの…す!すみませんでした…中に出さないと駄目ですよね…」 「イイんだ…これが何かわからぬガ、私の失態だ…」 「挿入…子作りの前の儀式のための行為なんですけど…やりすぎでした」 ごめんなさいと、今度からは射精しそうになっているか確認をすべきだったと少女は詫びる 「マさか…クチをそのように使うなど…いや、今度ハいい。また失敗してはいけナい…」 「そうですか…」 しかし射精をしたのは確かなことであり、亜人のオスが人間のフェラに反応したという証 なによりも一度目の精を放ってなお、目の前にあるものは大きさと硬度を保ったまま (私のフェラチオで気持ちよくなってくれた…ってことだよね) (それに…咥える前よりもおっきくなってる…) そのことが嬉しかったのか己の口技への自信に繋がったのか 少女はオスの鈴口の先に残った精液をに気付くとおそるおそる口を開いた 「…何…ヲ?」 目の前の少女の瞳には理性の代わりに別の何かが宿りはじめ…ことがなされた 少女が開く口の中からゆっくりと舌が突き出される 避けていたはずの正面からの向き合い 亀頭にぱくっと食いつき尿道に残ったオスのザーメンをすすった 「ぢゅっ❤ぢゅるるっ❤ぢゅるるっ❤…ぷはぁ…ぁ…」 喉が渇いていた時のあの水よりも貪欲に口内へと子種を運ぶ これを飲むべきか飲まざるべきか 自分が判断すべきことではない、相手が喜ぶことをするのだ 少女は舌の上に精液を乗せ、オスに向かって口を開く 「ぢょうでふかぁ…ひぃもちよかったでふぁ…?」 「ひょかったふぁ…あなふぁの…おちんふぃん❤わたふぃのくひにつっこんれくだふぁい…❤」 このあと滅茶苦茶イラマチオとフェラチオによる口淫で四発抜いた後に膣内で五発射精した